越冬の準備

まずは魚たちの容器を変更

メダカの冬支度は毎年の恒例行事です。この冬支度ですがその年の気候に合わせて行わなければなりません。暖かい年は11月初旬~12月初旬までに越冬準備を、寒い年は10月初旬~11月初旬までに準備を行います。

準備ですが、まずは屋外で越冬させるメダカ達の飼育容器を深さのあるものに変更します。理由は簡単で「水量がないと水槽内の水が全て凍ってしまう可能性」があるからです。飼育容器が足りない場合は、わざわざ買い足さなくても深めの発泡スチロールを八百屋や青果店などで貰ってくれば代用できます。
 
 
 
 
 
 
冬に氷が厚く張る地域では屋外飼育にガラス水槽は使用しない方が良いでしょう。なぜかというと水槽に入っている水が凍結すると横方向にも膨張していくので結果、水槽の内側からガラス面を強く押す形となり、耐えきれなくなったガラス面が破損するのです。
 
 
 
 
 
 
 
屋外の魚を屋内に持ち込む場合、まずは急激な水温変化を抑えるために風を凌げるような場所(玄関内や廊下等)といった場所で2~3日過ごしてもらい、それから屋内の水槽などへ入れるようにしましょう。その後は温度調節機能付きヒーターを入れて徐々に温度を上げていく、というような流れとなります。