金魚の飼育方法

金魚の飼育方法

専門店で購入することが重要

金魚はペットショップやホームセンターなどで購入することができますが、質の高い金魚をお求めの場合は専門店での購入が最適です。そして、金魚の飼い方は難しいことではありません。しかし、長い年月をかけて魚を大きくすることや産卵させるとなると専門知識やノウハウが必要となります。このページを通じて皆様に金魚の飼育方法を簡単に解説します。

 

 

金魚を飼うため基礎知識

まずは置く場所を決め、サイズを測り、置くスペースに合った水槽を選ぶようにしましょう。近年は水槽の種類も色々ありますので、初心者の方で「水槽(屋内/屋外)をどのように場所に設置したらいいかわからない」「餌やり/給餌をどうしたらいいのか」等の場合は、専門店にてアドバイスを受けることが得策かと思います。また、水槽で飼育する金魚の数も大切です。一般的な30cm幅の水槽では1~2匹程度の金魚を飼うのがよいです。大きさもなるべく同じくらいのサイズの金魚を選んで、品種も同じものにすることを心がけましょう。

 

金魚を選ぶ
飼育する金魚を選ぶことは最も重要なポイントです。金魚専門店でお気に入りの金魚を探し、実際に見て購入を検討しましょう。なるべく同系/同種のものを一緒に飼ってあげるのがベストです。泳ぎ方がおかしかったり、底の方でじっとしている金魚などは余程のことが無い限り選ばないようにしましょう。金魚には大きさ、泳ぎの速さ、体型の違い等ありますので注意してください。一緒に入れること自体に問題ありませんが、エサの食べ具合に差が出てしまう事や、弱い魚に過度なストレスがかかって病気になりやすいなどの問題が発生する場合があります。

 

エサを選ぶ
まずは飼育している金魚の口に入るかどうかが第一条件であり、同じ水槽で飼われている小さい金魚に合わせたエサを選ぶことが重要です。フレークタイプなどを選ぶと、異なるサイズの金魚に与えることも可能です。浮くタイプと沈むタイプがあるので、金魚の種類に合わせて選びましょう。エサは季節によって異なります。基本は1日1~3回与えますが、飼育設備や環境によって与える量や回数も変わってくるので飼育環境に見合った量を適切に与えることが最重要ポイントです。エサをたくさん与えすぎると食べ残した餌が腐敗し水質悪化の要因になるので、餌はなるべく3分くらいでで食べきれる量を与えてください。冬場の屋外で水温が15度以下になるような場合は、金魚の活性も非常に低く餌も食べないので与えなくても大丈夫です。

 

金魚を購入して持って帰る
水槽を用意している場合は持って帰った袋のまま用意している水に浮かせて30分~1時間程度、水温を合わせ、袋の水と一緒に一緒に水槽に放してあげて下さい。水槽を用意していない場合は水道水を入れてカルキ抜きを適量入れてから2~3時間置き、カルキが十分に抜けてから、持って帰った袋の中の水と水温を合わせましょう。ここで注意しないといけないことがあり、用意した水と金魚の袋の水があまりにも水温差がありすぎると魚が病気になる原因となり、白点病や水カビになる可能性が非常に高くなります。最悪の場合は、買ってきた次の日に全滅するということもあり得るので絶対に守って下さい。水槽に放した後は、1~2日間はエサを与えないようにしましょう。

 

飼育に必要なもの
金魚飼育には魚を飼う為の水槽や容器が必要です。最近ではセット販売も多いので専門店のスタッフにアドバイスを受けましょう。ただし、水槽は水が入ると重量が増すので、水平に保てて、尚且つ水槽の重さに耐えられる場所に設置して下さい。

エアーポンプは酸欠防止の為、なるべく導入して下さい。過密飼育するのであれば必須です。エアレーションを行う目的は他にもあり、水を曝気させることで水槽内のバクテリアを増やす役割もあります。また、ろ過装置は水換えの頻度を減らし飼育を楽にすることができます。飼育環境に見合った濾過装置を販売店でアドバイスを受けて購入する事がオススメです。

金魚の生活には照明器具は必ず必要ではないのですが、照明があると魚に昼夜のリズムを感じさせ、魚の調子が良くなります。また、金魚や水草を美しく演出することもできますので、広島淡水魚では照明器具の設置をオススメしています。ただし、長時間使用すると光の当たりすぎによりコケが生える場合があるので、1日10時間程度の点灯が目安です。

水草は光を当てることで光合成を行い酸素を供給する役割があり、美しい緑色が金魚の色を美しく演出します。また、金魚の産卵期には産卵藻としても役立ちます。ただし、光が足りないと枯れる場合があるので、明るいところで使用するようにしましょう。枯れてしまう環境の場合は造花をおすすめします。注意点として、金魚が水草を啄んだりするとレイアウトが崩れたり、水草が枯れる等の事があるので金魚水槽で水草を一緒に楽しむ場合は、そのようなことも考慮して導入しましょう。

水槽のフタは水の蒸発を防ぐ役割とともに保温効果もあり、急激な水温の変化を防ぎます。最近ではネットですぐ購入できますので、使用している水槽にあったものを注文すると良いでしょう。ただし、夏場(特に屋外で日当たりの良い場所)で水温が高くなりすぎるような飼育容器では、フタを取り水面に風が当たるよう工夫してあげましょう。鮒尾の金魚(和金/コメット等)は遊泳力があるので蓋がない場合、飛び出してしまうこともあるので注意しましょう。また屋外で金魚を飼育する場合はガラス蓋もしくは害鳥ネットを使用することをお勧めします。鳥に金魚を盗られる被害が激減します。

ヒーター/サーモスタットは水槽の適切な温度(15-28度)を維持するために使用します。水温の急激な変化を防ぐとともに、病気の予防にもなります。必要な場合によっては、冬場も加温することで金魚の成長を促す事ができます。温度調整型と温度固定型があり、飼育環境の用途に合ったものを選ぶと良いです。薬浴の際にもヒーターを使用する場合があるのでサーモスタット付きのヒーターは持っておくと便利です。

水底には『金魚のフン』や『餌の食べ残し』などでゴミがたまっています。水が澄んでいるからといって良い水質とは限りません。水換えは最低でも1ヶ月に1度は行いましょう。暖かい時期の水替えはよく餌をあげるので週1~3回を目安にしましょう。ただし、大幅な水換えはせず、三分の一程度交換するようにしてあげましょう。金魚をより美しく、そして長生きさせるには、水替えは非常に重要なポイントとなります。飼育環境に適した水換えを間違いなく行える事が理想的です。

飼育水の白濁りは観賞魚を飼う際に一度は経験することがあると思います。異臭もする上に魚が弱ってしまう原因となります。これは、過剰にエサを与えることによって引き起こされる場合が多いです。エサを与えた後に水槽を確認して食べ残しがあれば、掬って取り除くことで予防できます。水換え後は魚が警戒して餌を食べない場合があるので、エサの量を最小限に抑えることがポイントです。

ろ材や砂を洗う際、洗剤を使用して過剰に洗ってはいけません。ろ材や砂の表面に付いているヌメりはバクテリアであり、このバクテリアをなるべく減らさないように飼育水を使って軽く洗うことがポイントです。また、水槽には適切なフィルターを使用することで飼育水を綺麗に保つことが可能です。外部式濾過器や上部(上掛け)式濾過器を使用する場合は、ろ材の選び方や入れ方にも工夫が必要です。間違ったろ材の入れ方をすればバクテリアの効果も半減します。ろ材の使い方がわからない場合は専門店に寄った際に相談してみると良いでしょう。→和金の歴史